私たちが大切にしていることが2つあります。
ひとつはリレーションシップです。
施主様はもちろん、設計者、デザイナー、職人、アーティスト、それぞれの思いと経験。密接なコミュニケーションによってそれらを交換する中で、ユニークな空間への手がかりは見い出されると考えます。
もうひとつは、今の社会について学ぶことです。
商店街中の飲食店運営(そよや 江戸端)や街のリサーチ(circuℓar tour)はそのための実践です。
社会は日々新しくなります。生活様式、幸せとは何か、技術・・・、それらは絶えず更新していくでしょう。
社会のうつろいを実践の中で経験し学ぶことは、人々が幸福であれる空間づくりの基盤になります。
空間とは個人と社会をつなぐ媒体です。
素晴らしい空間は、個々人の思いや経験と社会への考察、その狭間にこそ発明されるものだと私たちは考えています。
リレーションシップによって紡ぐ空間
私たちはその名の通り、リレーションシップ(関係性)を大切にする工務店です。
良い空間を作るには、そこにまつわる様々な関係性が良好なものでなければならないと私たちは考えています。
私たちは、施主様の理想とする空間イメージと、建築と美術の技術とアイデアを、一方通行にならない丁寧なコミュニケーションによって共有し発展させることで、空間を想像以上の完成形へと練り上げます。
また、私たちはもう一つのリレーションシップとして、空間を取り巻く環境や歴史との調和を大切にします。
どんなに小さな空間であっても、その空間が建つ街づくり全体を意識し、時代の変化を見据えた仕事を目指します。
すべての建築物はいつでも、環境と時代の中で人の営みと共に機能するものです。その機能が最大限に発揮される空間づくりを提案いたします。
様々な関係性の中で、永く愛される空間を紡ぎ出すこと。それが私たち、ユニーク工務店・リレーションシップの仕事です。